フェスでギアパワーの「かけら」を大量獲得する「毎回クリーニング法」のご紹介
「毎回クリーニング法」を活用することで、フェスの「えいえん 999」までで 25個前後の「ギアパワー」の「かけら」を獲得することが出来ます。
その方法と費用、注意点などを詳細に解説します。
「毎回クリーニング法」の概要
方法
・ギアパワーの経験値を増やすドリンクを飲む
・「フェスT」に最初のギアのかけらが付いたらそれをクリーニングする
・これを繰り返す。
これを「毎回クリーニング法」と名付けました。
フェスの最初の「ふつう 0pt」から「えいえん 999pt」まで、勝率 50%程度で進めたと仮定すると、たいたい 40試合程度を行います。
その際、この「毎回クリーニング法」を実践することで、25個前後の「ギアパワー」の「かけら」を獲得できます。
この記事では、上記の画面のようにそれぞれを「基本ギアパワー」「追加ギアパワー」と表現しています。
「毎回クリーニング法」の詳細解説
より具体的な数値を交えながら「毎回クリーニング法」の解説を行います。
1つめの「追加ギアパワー」は 2,000ptのケイケン値で獲得できる
「アタマ」「フク」「クツ」の 1つ目の「追加ギアパワー」を付けるために必要なケイケン値は 2,000ptです。
ギアのケイケン値が 1.5倍になるドリンクを飲んだ状態で、1試合で獲得できるケイケン値は、それぞれ以下となります。
・勝ったときは 2,100pt(ドリンク無しは 1,400pt)
・負けたときは 1,200pt(ドリンク無しは 800pt)
そのため、下記の 3つの場合に 1つ目の「追加ギアパワー」が付きます。
・勝ち
・負け+勝ち
・負け+負け
つまり、勝てば 1戦で、負けても 2戦で必ず「追加ギアパワー」が付きます。
これをクリーニングすることで、最低でも 2試合ごとに 1つの「ギアパワー」の「かけら」を獲得できることになります。
ドリンクはここ(売店「サンカクス」)で購入します。
ケイケン値 2,000pt獲得には 500pt以上の塗りが必要
ただし、先の 2,100pt、1,200ptのケイケン値を獲得するには、自身の塗りカウントが 500ptを越えている必要があります。
500pt未満の場合は、下記のケイケン値となります。
・勝ったときは 1,950pt(ドリンク無しは 1,300pt)
・負けたときは 1,050pt(ドリンク無しは 700pt)
そのため、自身の塗りポイントが 500ptを越えていない場合は、勝っても獲得ケイケン値は 1,950ptですので、「追加ギアパワー」は獲得できないことになります。
負けた場合は、1,000ptは影響はありませんが。
そのため、ひとまずは 500pt以上の塗りを目指す必要があります。
まぁ、勝っても 500ptも塗れないという状況はなかなかないですね。ステージ、使用しているブキにもよりますが。
「毎回クリーニング法」におけるお金の計算
「毎回クリーニング法」を使うことで 2試合ごとに「かけら」が獲得できることが分かったとして、でも、毎回クリーニングをしていたらお金がどんどん減っていくんじゃない?と思う方もあるかと思います。
そこで、「毎回クリーニング法」を実行する際のお金がどうなるか、確認をしてみます。
「フェスT」のクリーニング費用は 2,000G(ゲソ)
「フェスT」のクリーニング費用は 2,000ゲソ(G)です。
対して、フェスの「ナワバリバトル」1回のバトルでの獲得できるお金は、自身の塗りポイントと同じです(「塗りポイント = 獲得のゲソ」です)。
さらに、勝った場合はボーナスとして 1,000ゲソが追加されます。
つまり、塗り 1,000ptで勝った場合の獲得できるお金は 2,000ゲソとなり、「フェスT」のクリーニング費用と同じになります。
また、連敗した場合でも 1試合あたり 1,000ゲソを獲得していれば、2試合分で「フェスT」の 1回分のクリーニング費用と同じになることになります。
また、負け+勝ちの場合は、「勝ち」の方で「フェスT」のクリーニング費用を獲得できていますので、最初の「負け」分のお金が増えるということになります。
そのため、勝率 50%を想定すると、1試合平均 800~900ptの塗りポイントを獲得できていれば、「毎回クリーニング法」を使ってもお金を減らさないで済むことになります。
「毎回クリーニング法」の損益分岐点を試算
20試合を戦い、勝率は 50%で 10勝 10敗として、13個の「追加ギアパワー」が付き、13回クリーニングをしたとします。
この場合のクリーニング費用は
2,000ゲソ × 13回で 26,000ゲソ
です。
対して、1試合平均の塗りポイントが 800ptだったと仮定します。
加えて 10勝ですので、
800ゲソ × 20試合 + 勝利ボーナス 1,000ゲソ × 10試合
で獲得できるお金は 26,000ゲソとなり、クリーニング費用と同額になります。
つまり、勝率 50%で 13回のクリーニングでは 1試合平均 800ptの塗りがあればお金の損失は発生しないことになります。
同様の計算で、勝率 50%で 14個の「追加ギアパワー」が付いた場合は、1試合平均 900ptの塗りポイントでクリーニング費用と同額になります。
1試合で 1,000ptほど塗れる武器であるならば、20試合で数千ゲソくらいはプラスになる計算となります。
ギアのクリーニングは「ロビー」の入り口近くにいる「スパイキー」が行ってくれます。
フェス「えいえん 999pt」まで約 40戦。それで 25個前後の「かけら」を獲得
フェス「えいえん 999pt」まで 40戦ほどです。
その間に獲得できる「かけら」は 25個前後と想定できます。
その試算条件を解説します。
勝率 50%で 40試合戦うと 25個前後の「かけら」を獲得
フェスの最初の「ふつう 0pt」から「えいえん 999pt」までを、「フェスマッチ(チャレンジ)」で勝率 50%で進めたとすると、40戦よりちょっと少ないくらいの試合をします。
※「フェスマッチ(オープン)」「トリカラマッチ」の場合は確認していませんが、大きくは違わないかと思います。
40試合だと仮定して、かけらを獲得できる数は
・最大は 40連勝した場合の 40個
・最少は 40連敗、もしくは、勝ち負けを交互に繰り返した場合の 20個
となります。
また、勝率が 50%、20勝20敗だと仮定した場合のかけらが獲得できる数は
・最大は 20連勝後に 20連敗した場合は 30個(※)
・最小は 勝ちと負けを繰り返した場合は 20個
となります。
そのため、勝率が 50%位で、連勝・連敗もありつつ、勝ったり負けたり、と言う感じだと、30個と 20個の間の 25個前後になると想定できます。
実際に 100試合を戦ってみた結果では 67個の「かけら」を獲得できましたので、40試合あたりでは 26.8個の「かけら」を獲得できたことになります。
(※)
獲得できる「かけら」が 30個になる場合は、「20連勝後に 20連敗」以外にも「20連敗後に 20連勝」「勝ち勝ち負け負け」といった組み合わせなど多様なパターンがあります。
ちなみに、「えいえん 999pt」までに必要となるケイケンは
・「ふつう 0pt」から「えいえん 0pt」で 850pt
・「えいえん 0pt」から「えいえん 999pt」で 999pt
となります。
そのため、ざっくりと「えいえん 0pt」までが 20試合、「えいえん 999pt」までが 20戦といった感じです。
負け試合の次は負けておく方がいいのかも?
「スプラトゥーン3」では勝率が 50%になるようにマッチング相手が調整されていると言われていますが、そうであるならば、負け試合の次は負けておく方がいいかもしれません。
「毎回クリーニング法」では、同じ 2勝 2敗でも勝ち負けの順番で獲得できる「かけら」の数が異なります。
具体的には
・負け、勝ち、負け、勝ちの場合は「かけら」2個
しかし、
・負け、負け、勝ち、勝ちの場合は「かけら」3個
となります。
そのため、「負け」の後の「勝ち」には意味がないのです。
そのため
勝つなら連勝を!
負けるなら連敗を!
それがベスト。(いや、意図的に負けるのは利敵行為ですが。)
フェスのポイント獲得のためには勝っていく必要がありますが、勝率 50%になるようマッチングが調整されているのであれば、連敗しておけば連勝もしやすくなる可能性が高くなるわけです。
そのため、「かけら」の獲得を中心にとらえるならば、連敗しても痛くはない、と言えるのではないかと思います。
「毎回クリーニング法」では「基本ギアパワー」を付け替えることを強く推奨
「スプラトゥーン3」から「基本ギアパワー」も変更できるようになりました。
また、「フェスT」はフェス中しか使えませんが、「フェスT」の「基本ギアパワー」を変更するために必要となる「かけら」は 6個となっていますので、「基本ギアパワー」を変更しておくことをお勧めします。
「フェスT」の「基本ギアパワー」には「追加ギアパワー倍化」が付いていますが、「毎回クリーニング法」を実践する場合は、「追加ギアパワー」が付いた状態で戦うことはありませんので、「追加ギアパワー倍化」は全く役に立ちません。
それはつまり、「フク」のギアパワーはゼロのため、対戦相手に比べてギアパワーが 3分の 2の状態で戦っていることになります。
そのため、「毎回クリーニング法」を実行する場合は、フェスに参加する最初からメインギアを何か別のギアに変更しておくことをオススメします。
また、「フェスT」の「基本ギアパワー」を変更する際に必要となるギアパワーの「かけら」の数は 6個で、変更する際のコストは低く抑えられています。
通常の「アタマ」「フク」「クツ」は 15個必要です。
「フェスT」の「基本ギアパワー」の変更は通常の 4割の数で変更できますので、「毎回クリーニング法」を実行しない場合も、「追加ギアパワー」では獲得できない「イカニンジャ」などのギアパワーが欲しい場合も変更しておくのも一つの方法かと思います。
「基本ギアパワー」を変更できること自体、また、「フェスT」の「基本ギアパワー」を変更できることを知らない方も少なくないため、しばらくはメリットは大きいと思います。
40試合戦って得られる「ギアパワー」のかけらは 25個前後ですが、「フェスT」の「基本ギアパワー」を付け替えるために「かけら」を 6個使用していますので、トータルでは 20個前後の「かけら」が増えることになる、と言う考え方もできるかと思います。
「基本ギアパワー」には付けられないギアパワーもある
ちなみに、「基本ギアパワー」の変更の際、サブに付けられないギアパワー(「イカニンジャ」や「スタートダッシュ」など)は、「アタマ」「フク」「クツ」ごとに付けられるギアパワーが決まっています。
例えば、「イカニンジャ」は「フク」にしか付けられない、と言った感じです。
「毎回クリーニング法」に関連する追加の情報
各段階ごとの「追加ギアパワー」を付けるために必要なケイケン値
各段階の「追加ギアパワー」をつけるために必要なケイケン値は以下となります。
必要pt 累計pt かけら1つあたりのpt
1段階目 2,000 2,000 2,000
2段階目 8,000 10,000 5,000
3段階目 14,000 24,000 8,000
4段階目 28,000
上記の数値は、左側から下記となっています。
・各段階ごとに「追加ギアパワー」を獲得するために必要なケイケン値
・「追加ギアパワー」を獲得するために必要なケイケン値の累計
・「追加ギアパワー(かけら)」1つを獲得するために必要なケイケン値
一番右側の数値は、
例えば、2段階まで進むためには累計で 10,000ptのケイケン値が必要ですが、そのタイミングでは 2個の「かけら」を獲得できるため、「かけら」1つあたりの必要ケイケンは 5,000ptとなります。
そのため、ギアパワーの「かけら」の獲得を目的とする場合は、1段階目の「追加ギアパワー」が付くごとにクリーニングする方法が効率的といえるのです。
ただ、フェス時以外のときは、クリーニングに 20,000ゲソかかるため、お金の面から現実的な選択ではないのです。
また、「スプラトゥーン3」ではすでに 3つの「追加ギアパワー」が付いている状態でもケイケン値はたまり続けます。
そして、満タンになると自動的に「かけら」が獲得できるようになりました。
ですが、この時に必要なケイケン値は 28,000ptで、3段階までに必要な累計のケイケン値よりもさらに大きいことが分かります。
クリーニング費用を支払えるお金があるならばクリーニングしてしまう方が「かけら」は獲得しやすくなると言えます。
ただ、クリーニングしてしまうと「追加ギアパワー」の効果もなくなりますので、試合では苦戦する可能性も増えますが...
「毎回クリーニング法」で獲得できる「かけら」の割合を検証
今回の「毎回クリーニング法」の検証を行う際に、実際に付与される「追加ギアパワー」がどの「ギアパワー」なのか、その記録もつけてみました。
結果としては、
・「フェスT」の「ブランド」の影響力より
・飲んだ「ドリンク」の影響力の方が大きい
だろうということが分かりました。
つまり、求める「ギアパワー」があるならば、その「ドリンク」を飲むとよさそうです。
「フェスT」のブランドを気にせずに。
この記事で詳細な説明もしようと思っていましたが、記事が長くなりすぎましたので、付与される「追加ギアパワー」については別記事でご紹介しようと思います。